リスクを洗い出そう
PMの方に向けて、後手に回らないプロジェクト運営のために、不確実性を分解し先回りして対策を打つためのリスク分析ガイドです。
プロジェクトの成功には、発生した課題への迅速な対処はもちろん、「将来の予期せぬ事態」に備えるリスク管理が不可欠です。
PROEVERで「漠然とした不安」を「管理可能なリスク」へと変換し、プロジェクトの安定性を揺るぎないものにしましょう。
【前提】リスク分析を開始できるのは、プロジェクトマネージャーに設定されているユーザーのみです。また、プロジェクトマネージャーによって指定された「リスク評価者」のみ、リスク評価を行えます。
テンプレートを活用してリスクを特定する
「リスクと言われても、何を書き出せばいいか分からない」という場合でも安心です。
PROEVERには、数多くのプロジェクトを支援してきたMSOLの知見に基づく「リスクテンプレート」が搭載されています。
また、自社のナレッジをテンプレートへ反映することも可能です。
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ナレッジの活用:初めて取り組む方には「ガイド」として、経験豊富な方には「抜け漏れ防止のチェックリスト」として活用でき、高い精度でリスクを抽出できます。
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スムーズな導入:ゼロから項目を考える手間が省け、すぐにリスク分析の実践へ移ることが可能です。
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独自のカスタマイズ:組織特有の「よくある失敗」をテンプレートに追加し、組織全体の再発防止に活用できます。
リスク分析の操作方法はこちらの記事(リスク分析を開始する)をご確認ください。
💡 リスク洗い出しのポイント
最初からすべてを完璧に埋める必要はありません。まずはテンプレートにある項目を眺めて、「自分のプロジェクトにも当てはまりそうなもの」にチェックを入れてみましょう。
💡 リスク評価者選定のポイント
プロジェクトマネージャーは、リスク感度の差を平準化するために、複数人を「リスク評価者」に任命しましょう。その際、現場の状況に精通した実務担当者を評価者に加えることで、分析の精度が向上し、より実効性の高い対策を練ることが可能になります。
💡 運用のポイント
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フェーズ移行時の再分析:フェーズごとにリスクの内容は変化するため、フェーズの節目でリスク分析を実行しましょう。
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ルーティン化による精度向上:週次ミーティングなどでリスク一覧を棚卸し、新規追加やステータス更新を習慣化しましょう。
リスク分析結果の表示は以下のイメージです。



【参考】リスク/課題/ToDoの違い
| 分類 | イメージ | 例 |
| 課題 | すでに発生している問題 | 対応期日/対応者/解決策(方針)が決定していないもの |
| リスク | 未来に起こりうる懸念事項 | 事前に予防策を立てたり、発生条件を監視したりするもの |
| ToDo | 期限通りにこなすべき作業 | 対応期日/対応者/作業内容が明確で、定型的にやるべき作業や、会議で発生したやるべき作業 |